「第1回 日本メタルエンボッシングアート大賞」 を終えて
日本ホビーショー （会場：東京ビッグサイト）２００９．５／７－５／９ において日本メタルエンボッシングアート協会 主催の「第1回 日本メタルエンボッシングアート大賞」が開催されました。おかげさまで115名、174点の出品をいただきました。
5/8日メタルエンボッシングアートの創始者であるマグダリーナ・マルドゥーンとマグダリーナ・バレーナをアメリカより特別審査員として迎え、会長・副会長・理事8名による審査が行われました。その後の表彰式は、大いに盛り上がりました。
マグダリーナ・マルドゥーンは、ホビーショー終了後 東京、名古屋、大阪と 特別セミナーを行い、多くのメタルエンボッシングアート会員の皆様へ 直接、技術とメタルの魅力を伝えていただきました。
下記にｊＭＥＡ第1回日本メタルエンボッシングアート大賞 受賞結果をご報告いたします。
∵☆,・°∵☆,・°∵☆審査結果・受賞作品はこちら∵☆,・°∵☆,・°∵☆
∵☆,・°∵☆,・°∵☆展示会の様子はこちら∵☆,・°∵☆,・°∵☆
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日本メタルエンボッシングアート協会会長
はりのけいこ先生コメント
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第1回jMEA大賞にあたって
日本にメタルエンボッシングの種を蒔き始めたのが2004年でした。それからわずか5年後、こうして180点ものメタルエンボッシングの作品を展示できたことに深い感慨を覚えます。
それも単なるカリキュラムの作品を並べただけの展覧会ではなく、デザイン、技術、個性を競うjMEA大賞という形になったことに、講師としての喜びを感じています。私が教えた生徒たちの目覚しい成長ぶりに正直驚き、またその学ぶ姿勢に敬意を表します。現在メタルエンボッシングアートを学ばれている人たちは、トールペインティング、ペーパーエンボッシング、レザークラフト、デコパージュなど、様々なクラフトを経験されています。
その経験と技術の上にさらにこのメタルエンボッシングが重なり、今回のjMEA大賞の作品に表れたのではないかと思っています。会期中、多くの方々より、「素晴らしいクラフトです。第1回目とは思えない作品展です。」「メタルと聞いたので、もっと冷たい感じがするものかと思いましたが、その温かさにしびれました。」など、熱いメッセージをいただきました。このメタル特有の銀色の輝きは、私が想像していた以上に日本人の心を捉えていたようです。日本文化を象徴する和の雰囲気を持つ桜、龍、兜などがモチーフとして使われていたことにも驚きました。メキシコから伝わったばかりだというのにすでに日本流が現れはじめています。これから、回数を重ねていくこのjMEA大賞にどんな作品が登場するのか、私自身楽しみでなりません。大賞の審査のためにアメリカより来日していただいたマグダリーナさんも、日本のメタル作品のレベルの高さに感激されていました。また大賞後の東京、名古屋、大阪での彼女のセミナーも大盛況に終了したことをご報告させていただきます。最後に、このjMEA大賞にご協力していただきました協賛各社ならびに、関係者の皆様に御礼申し上げます。来年は、さらに飛躍できるよう頑張りたいと思います。
日本メタルエンボッシングアート協会（ｊＭＥＡ）会長
はりのけいこ